声に出してはいけないのか

今日はもうひとつ、少し前に騒ぎになっていたアプリゲームのイラストレーターにユーザーが直接意見して炎上していたことについて

ユーザー側もおいおいちょっと、と思う節はありますが今回は割愛

私がかなり疑問に思ったのはその炎上を見て「プロに絵の指摘するとか何様!?」と憤っていた人たちの方

(ここではプロはデザイン制作を本職としている人たちと定義します)

 

ただプロと言うだけで無条件に崇める姿勢はいかがなものか

と言いたい

プロだってミスります

 

仕事柄、ゲームのイラストやデザインをしたり、監修の手伝いをすることがあるのですが、たとえ絵を描かない素人でも一目で「これには金を払いたくない」と思われてしまう作品を上げてしまう人だっています

または企業側がGOサインを出しても、ユーザーに受け入れられないことだってあります

 

そこに「もっとこうして欲しい」と要望を声にすることは、消費者の権利であり、制作側にも有益なことが多々あります

(もちろん、ユーザーが声に出す権利があるように、受け取る側にもそれが批評かただの個人の我儘かを精査する権限があるので、対応するかどうかはそれはまた別の話です)

 

そもそもプロに素人が口を出すな、なんて言ってしまったら世の中回りませんよ

基盤や通信のことなんか詳しくなくても、使い勝手の悪いスマホを手にしてしまったら改善を求めて要望を言うでしょう?

 

 

あの騒動でまなじり釣り上げてプロに口を出すなと語気強く吐き捨てていた人たちは、おそらくその大半が絵に心得があるか、自分も絵を描く人たちでしょう

 

ですが、その中にアプリゲームのイラストを作成するフローを理解している人たちは何人いるでしょうか?

プロの彼らにとってユーザーは客であり、果たしてクレームなのかただの我儘なのか、商品提供側の目線を意識して発言した人は何人いるでしょうか?

 

絵描きとは狭い世界にこもりがちです

自分がされて嫌なことは全てが強大な悪に見えがちです

たとえそれが自分ではない人に起こったことでも

 

まずは落ち着いてください、そして今一度相手の目線を意識して問題を考えてみてください